・LINE着せかえって作るの難しそう
・作り方を具体的に教えて!
こんな悩みにお答えします!
実際にLINE着せかえを作成した経験をもとに詳しく解説していきます。
今回はProcreateのアプリでイラストを描いて、Figmaという無料で使えるデザインツールを使って制作しました。
✔︎この記事を読むことで
・LINE着せかえの作り方がわかる
・筆者の失敗談をもとに注意すべきポイントを解説
・販売開始後の修正するには?が分かる

LINE着せかえの作り方 6ステップ
step.1 LINE Creators Marketに登録する
まずはLINE Creaters Marketに無料登録します。このアカウントから「着せかえ」や「スタンプ」の販売の申請を行います。
step.2 ガイドラインに目を通す
着せ替えに必要な画像は約60個です。「数多いな…」と思った方、iOSとAndroidで同じ画像を複製してサイズ違いのものを作っていくので安心してください。
画像のサイズや拡張子、ファイル名などはガイドラインで決まっているので、ガイドラインを見ながら一つずつ制作していきましょう。
step.3 テンプレートをダウンロード

LINEが公式に配布しているPhotoshopのテンプレートです。
PhotoshopやIllustratorで制作しない方もカラースキンの確認で必要になるので、ガイドラインからダウンロードしておきましょう。
step.4 着せかえのカラースキンを決める

カラースキンとは、着せかえのベースカラーのことです。
50種類のカラースキンから選ぶことができます。私は画像を作成してからカラースキンを決めたので、後から画像の色を変更して2度手間になりました……
先にカラースキンを決めて全体の色味を決めた上で、画像を作り始めることをオススメします。
カラースキンの確認方法はLINE Creaters Marketから左上の「新規登録」▶︎テーマの説明を入力▶︎画像をアップで確認することができます。

詳細の入力欄はあとから編集可能なので最初は適当に入力して、保存しておきましょう。

次に着せ替え画像のタブをクリックして、編集ボタンを押して先ほどダウンロードしたテンプレをアップロードします。

テンプレートファイルの中にあるzipデータ「colorskin_brown.zip」をアップロードします。zipでアップロードできない場合は一つずつ画像をアップロードしていきましょう。
画像のアップロードが終わったら、カラースキンが確認できます。
step.5 ガイドラインに沿って画像を準備
- メイン画像(3個)
- メニューボタン画像(32個)
- メニュー背景画像(2個):任意
- パスコード画像(16個)
- プロフィール画像(4個)
- トークルーム背景画像(2個):任意
- スプラッシュ画像(2個)
これらがiosとAndroid用に2セット必要になってきます。
メイン画像(3個)

LINE STOREで購入する時に表示されるメインの画像になります。メイン画像はスプラッシュ画像(背景とロゴ+イラスト)を縮小して作ったものでないといけません。後ほど詳しく解説します!
・iOS (よこ200px × たて284px)×1
・Android (よこ136px × たて202px)×1
・LINE STORE (よこ198px × たて278px)×1
メニューボタン画像(32個)

こちらは全部で8種類あり、ONとOFFが必要になります。日本では5種類しか表示されていませんが、国によって表示されるメニューが異なるので8種類必要となります。
・iOS (よこ128px × たて150px) ×16
・Android (よこ128px × たて112px)×16
メニュー背景画像(2個):任意

メニューボタンの背景画像は任意で作成しなくてもOKです。画像がない場合は、デフォルトのカラースキンが適用されます。
・iOS (よこ1472px × たて150px) ×1
・Android (よこ640px × たて112px)×1
パスコード画像(16個)

パスコードを設定した際に出てくる画像です。ONとOFFが必要になります。
・iOS (よこ120px × たて120px) ×8
・Android (よこ116px × たて116px)×8
プロフィール画像

プロフィール写真を設定していない友達の部分に出てくる画像です。個人用とグループ用が必要となります。
・iOS (よこ240px × たて240px) ×2
・Android (よこ247px × たて247px)×2
トークルーム背景画像(2個):任意

この背景に関しても任意となります。画像がない場合は背景の色を自由に選べます。
・iOS (よこ1482px × たて1334px) ×1
・Android (よこ1300px × たて1300px)×1
スプラッシュ画像(2個)

スプラッシュ画像はAndroid 専用の画像となっており、LINE起動時に出てくる画像のことです。こちらは、背景とロゴ+イラストで画像を分ける必要があります。
・背景 (よこ1300px × たて1300px) ×1
・ロゴ+イラスト (よこ480px × たて720px)×1
step.6 申請
先ほどテンプレートの画像をアップしているので、自分で用意した画像に置き換えて、カラースキンを決めます。
そして、先ほど適当に入力していた詳細の入力欄を記入して

価格を決めたら右上のリクエストを押して申請完了です。

修正が必要であればリジェクトされて、このような連絡が来ます。リジェクトされてしまいました。urlを開くと具体的にリジェクトの原因が記載してあります。

修正が終わったら、再度申請しましょう!私の場合は再申請した翌日に承認の連絡がきました。
ガイドラインでは分からないポイント
メイン画像とスプラッシュ画像は同じに!
これがリジェクトの原因ひとつでした。3種類のメイン画像はスプラッシュ画像(a_23、a_24)を縮小したものでなければなりません!
先にスプラッシュ画像を作成して、それを縮小してメイン画像を作るという流れがオススメです。
スプラッシュ画像のロゴとイラストの範囲を確認

無事販売が開始されたので販売ページに行ってみると、なぜか左下のスプラッシュ画像のイラストが小さい……
よくよく確認してみるとスプラッシュ画像(ロゴ+イラスト)が全画面に来ると思っていましたが、中央にしか配置されないようです。

販売後に修正したいときは?
結論:説明文の修正はできるが画像の修正はできない
現状、画像を変更したい場合は着せかえを販売中止にして、新規作成からまったく新しいものとして申請し直すしかないようです。
ちなみに、全く同じタイトルは使えませんでした。
私の場合は最初の着せかえはスプラッシュ画像が小さいなと思ったので、再度カラースキンやスプラッシュ画像を変更して申請し直しました。
LINE着せかえの作り方まとめ
いつも使う身近なものだからこそ気分の上がるものをと思い、LINE「着せかえ」を作りました♡ぜひチェックしてみてください。
LINEスタンプをつくりたい方はYOSHITAKEさんの記事がオススメ。効率良く・失敗しにくいスタンプ販売の方法が分かります。
